こんにちは、Chocomintです🌸 今回は私の大好きなディズニー・プリンセスが実写映画化されたので、観に行ってきました。
アメリカでは5月26日公開なため、日本より少し早く観れました。
金曜日の午後15時45分の回ということもあり、ファミリーが多かったです。女の子は大体がアリエルのお人形さんを持っていたり、人魚姫っぽい格好をしていてとても可愛かったです。
私もアリエルが大好きなので、アリエル柄のバッグと薄紫のtシャツで挑みました。
作品情報🎥
あらすじ
トリトン王の娘の中で最も若く、最も反抗的なアリエルは、海の向こうの世界をもっと知りたいと願い、陸の上を訪れるうちに、勇敢なエリック王子と恋に落ちる。人魚は人間との交流を禁じられているが、アリエルは自分の心の声に従うのだった。アリエルは、邪悪な海の魔女アースラと契約し、陸上での生活を経験する機会を得るが、最終的には自分の人生と父親の王冠を危険にさらすことになるのだった。(ウィキペディアより)
感想(ネタバレ注意)
結論から言うと、「すごく好き!」です。
私が好きだった箇所、気になった箇所をアニメーションと比較しながらお伝えします。
ネタバレ有り👇
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元ネタのアンデルセン童話からの引用から始まるのが最高でした。これがラストシーンへと繋がっていくのが、素晴らしい。
映画のおおまかな流れ自体は、アニメーションと同じような感じです。人間も人魚もお互いを恐れていますが、アリエルとエリックはお互いに歩み寄ろうとするのが冒頭でなんとなくわかります。
海の底というわけで、アニメーションほどカラフルではないですが、現実の海はこんな明るさなんだろうなと思いましたし、マーメイドたちが代わりに色々な色で登場するので私は気にならなかったです。
ここではミュージカルの為ではなく、”報告会”のために姉妹たちが集まります。
この世界の七つの海それぞれにキング・トリトンの娘がおり、父の支配を手助けしているようです。この宣材写真よりも、動いている彼女たちの方がずっと綺麗でうっとりしました。
アニメーションと同じく、フランダーと共に探検をしていたためにアリエルは報告会に遅れてしまいます。
この辺りでセバスチャンとフランダーが登場します。予告編などで既に見ていましたが、さすがに笑ってしまいました。リアルすぎてカニが食べたくなったのはここだけの話(笑)
スカットルは、アフレコしてる女優さんの顔しか思い浮かばなくて、こちらも笑ってしまいました。キャラとしては彼女で合ってるんですがどうしても声で気が散ってしまいました。(これは彼女の作品を沢山みた私の問題)
さて、「パート・オブ・ユア・ワールド」がはじまります。
ここで、主演に抜擢されたハル・ベリーがなぜこの役を演じることになったのかがわかりました。元々歌手なので、オーラはあるし可愛らしいのですが、鳥肌が立つくらい透き通った声でこちらまで涙ぐみました。監督がオーディションで「この子だ!」と思った理由がわかりました。才能ってこういうこと、この役のために生まれたとはこういうことなんだな。
感動してもうやり切った感さえありましたがまだ映画の半分も観てません。
花火の灯りがアリエルの隠れ家まで届いたので彼女は観に行きます。
ここで初めてアリエルがエリックを目にします。アニメーションだと一目惚れですが、エリックの会話を聞いているうちに、彼も自分と同じく親に束縛され、もっと広い世界を見たいと思っている点に惚れます。そう、二人にもっと深みを与えてくれたんです実写は!!
そしてなんと王様は既に亡くなっており、女王様がいて、エリックは小さいころに船が遭難したまたまこの王国の岸に流されたところを王様が養子にした。成人したエリックが王になることを女王は期待しているという設定があります。わざわざあの個性的な王様を亡くしたのは私はあまり好きじゃないですが、エリック王子に更なる設定を与えたのはいいと思いました。ちなみにマックス(犬)もちゃんと登場します。
再び船が事故にあい、誕生日プレゼントである銅像が船と共に沈み、アリエルはエリックを救出。実写では、人魚の歌声は魔力を持っていると言われており、歌うことでエリックは生き返ります。アリエルの姿ははっきり覚えてませんが、歌声はしっかり脳に焼き付いてます。
助けてくれた女性をみつけようと必死な彼は、なんと歌を歌います!!!そう!!エリックが歌うんです!!!これは嬉しかったですね。
海に戻ったアリエルは銅像を大切にしますが、キング・トリトンに人間に恋をしていることがばれてしまい壊されてしまいます。ここでもアニメーションとは違ってただ「彼を愛しているの」ではなく「彼はいい人間よ」と”恋は盲目”状態ではないのがよかったです。個人的にはキング・トリトンに威厳と言うか”私が王だ”という雰囲気が感じられなかったのが残念です。
近年の実写ディズニーって新しい価値観を織り交ぜながら名作を実写化していて、新しい世代に物語を受け継がせる分にはいいのですが、それを観て育った世代がガン無視されている部分もあるんですよね。脇役キャラにラップさせた割には、他の脇役を完全に消去したり(セバスチャンを料理しようとするコックさんとか王様とか)。だったら新しい物語を今の価値観で(ミラベルと魔法の家みたいに)出して欲しかったです。大きな分断を生んだのも事実ですが、自分を投影できるキャラクターを生んだのも事実。アニメーションの丸写しを期待していた人はがっかり要素が多いけれど、実際にはこうなるよなあって部分もあったのでなんだか複雑な気持ちもありました。気楽に楽しむ分には良いし、今の子供たちが好きならそれでいいかなって思います。
ミントメーター
さて、気になる私の評価「ミントメーター」!
10点中、7点です🌸
音楽よし、衣装よし、気楽にみれるディズニー映画です。
それではまた次の映画感想で会いましょう☻